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全身麻酔・手術後の認知機能障害に対する防止策の機序解明

研究課題

研究課題/領域番号 16K10927
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 麻酔科学
研究機関秋田大学

研究代表者

西川 俊昭  秋田大学, 医学系研究科, 教授 (50156048)

研究分担者 木村 哲  秋田大学, 医学系研究科, 准教授 (00312702)
合谷木 徹  秋田大学, 医学部附属病院, 講師 (30302277)
堀口 剛  秋田大学, 医学部附属病院, 准教授 (70221570)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード認知機能障害 / 全身麻酔 / セボフルラン / キセノン / デクスメデトミジン / リチウム / 炎症性サイトカイン / アポトーシス / 高次脳機能障害 / 手術 / 新奇物体認識試験
研究成果の概要

高齢者の全身麻酔後には認知機能障害が高頻度で生じる。全身麻酔薬による神経細胞傷害や脳内炎症が機序として考えられている。本研究では、セボフルランによる全身麻酔後の認知機能障害の予防策を、老齢ラットを用いて検討することを目的とした。対照群(吸入麻酔薬投与・手術あり+介入なし群)と比べ、治療介入群の脳内炎症性サイトカイン濃度が低下していることを確認する予定であったが、予備実験で対照群においてもサイトカイン濃度は非常に低値であった。侵襲(麻酔+手術)が不足しているのか、測定方法の問題なのかを検討するため、侵襲の程度や試料抽出方法などを変更して試行錯誤したが、最終的にデータの収集に至らなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

老齢ラット全身麻酔・手術後認知機能障害モデルを用い,吸入麻酔薬投与・手術後に発症する高次脳機能障害とその防止策の機序を詳細に解明し,より効果的かつ早期に臨床導入可能な防止策の機序を探るのが本研究の特徴であった。近年,国民の高齢化に伴う高齢者の手術数の増加が顕著であり,本研究によりデクスメデトミジン,キセノン,リチウムといった比較的早期に臨床応用しやすい薬物の効果が示されれば,学問的な発展のみならず医療の安全性にも著しく貢献することができると考えられた。しかし,薬物の効果を評価する基準となる炎症性サイトカインの測定が難航し,結局期間内に実験データを得ることができなかった。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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