研究課題/領域番号 |
16K10967
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
山蔭 道明 札幌医科大学, 医学部, 教授 (70285005)
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研究分担者 |
早瀬 知 札幌医科大学, 医学部, 助教 (20579007)
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研究協力者 |
立花 俊祐
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | トランスクリプトーム解析 / せん妄 / 認知機能低下 / エイジング / 手術ストレス / 加齢 / 脳内発現遺伝子 / 術後せん妄 / 術後認知機能 / 痴呆 |
研究成果の概要 |
トランスクリプトーム解析の手法を用いて解析を行ったところ、週齢の違い(年齢の違い)によって、手術後の海馬における遺伝子発現が大きく変わっていたということを明らかにした。つまり脳内での代謝や反応性は、エイジングの影響によって、反応の違いを生じることが示唆された。 また、エイジングによる麻酔薬の感受性や、手術侵襲への免疫反応に違いがあり、脳機能への影響と差異の機序に関しても明らかにできる可能性が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
周術期における、老化そのものに対する脳機能の変化と機序に関しても明らかにできると考えており、 更なる挑戦的な研究も期待できる。 超高齢社会における麻酔管理に関して、新たな知見を得ることにつながるだろう。
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