研究課題/領域番号 |
16K10975
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
松尾 禎之 関西医科大学, 医学部, 講師 (50447926)
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研究分担者 |
広田 喜一 関西医科大学, 医学部, 教授 (00283606)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 炎症 / ストレス / レドックス / チオレドキシン / 感染症 / 細胞・組織 / 蛋白質 |
研究成果の概要 |
炎症や代謝異常が引き起こす細胞内酸化還元(レドックス)バランスの撹乱が原因となり、様々な疾患の発症や病態増悪につながることが知られている。抗酸化タンパク質チオレドキシンの示す生体防御作用に着目し、チオレドキシンの高感度迅速測定系を確立した。 またタンパク質のレドックス状態を可視化する技術を活用し、炎症と関連の深い小胞体ストレス環境下ではレドックス分子TMX1の酸化型への変換が起こることを見出し、ストレス応答の早期にレドックスバランスの変調を示す指標として機能することを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
オンサイトでの即時検査を可能にするチオレドキシンの自動測定系を確立した。迅速かつ高感度に生体内チオレドキシンレベルを測定することが可能となり、周術期の様々な病態変化とチオレドキシンレベルの関連を明らかにすることができれば、患者の状況把握、病勢判断、治療方針の決定、予後管理などに果たす役割は大きい。
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