研究課題/領域番号 |
16K11075
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 長崎国際大学 |
研究代表者 |
田中 宏光 長崎国際大学, 薬学部, 准教授 (10263310)
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研究協力者 |
五島 直樹
辻村 晃
宮川 康
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 不妊症 / 精子 / 精子形成 / 生殖細胞 / 生薬 / 甘草 / 精巣 / Licorice / Formononetin / Isoliquiritigenin / Sperm / IVF / Flavonoid / Harbal medicine / ICSI / Herbal medicine / 胚発生 / 人工授精 |
研究成果の概要 |
人工授精培地に添加することにより受精率上昇が認められる甘草から抽出したイソリキリチゲインやホルモノネチンについて、作用機序について解析を進めた。その結果、これら分子は細胞膜を通過して精子に作用し、射出後の精子の運動性や成熟に影響を与え、受精率を向上させたものと考えられた。タンパク質アレーを用い、精子内のこれら分子が作用するタンパク質の同定のための条件を整えることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
不妊症治療や優良な家畜の安定的な生産と希少動物の保護などのために、効率的な人工授精が望まれている。本研究では、甘草から抽出した受精率に効果的が認められるイソリキリチゲインやホルモノネチンの精子に対する作用機序について解析を進めた。植物成分が動物の体内に取り入れられ、生理活性物質として作用し、これら分子の食物としての安全性について解析を進め、人工授精の改良に貢献できた。
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