研究課題/領域番号 |
16K11097
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 広島大学 (2017-2018) 琉球大学 (2016) |
研究代表者 |
杉本 潤 広島大学, 医歯薬保健学研究科(医), 助教 (10315476)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | サプレシン / 胎盤絨毛細胞 / 細胞融合 / 内在性レトロウイルス / suppressyn / cell fusion / trophoblast / 細胞融合抑制タンパク / 胎盤 / 細胞融合抑制 / ノックアウトマウス |
研究成果の概要 |
胎盤特異的な発現をするタンパク:サプレシンは、細胞融合を抑制する機能をもつことが推定されている。しかし、生体内での生理機能を証明するには、サプレシンノックアウトマウスを用いたin vivoでの検証が必要であった。今回、サプレシンに相当するマウス遺伝子(配列は異なるがタンパク機能が同じ遺伝子)を単離・同定し、この遺伝子を欠損するノックアウトマウスを作製した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでに、ヒトで細胞融合を抑制するタンパク:サプレシンを世界で初めて報告していた。今回、本研究によりマウスで同じように細胞融合を抑制するタンパク:マウスサプレシンS (mSuppressyn-S)を単離・同定している。これまでその存在が明らかではなかった細胞融合抑制に関わるタンパクをヒトとマウスで証明したことは、胎盤の合胞体形成メカニズムを解明するうえで重要な手がかりになると考える。この点は特筆すべきところであり、本研究解析により産婦人科領域の基礎研究に大きく貢献できると考える。
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