研究課題/領域番号 |
16K11180
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
喜多 知子 (嶋知子) 京都大学, 医学研究科, 研究員 (20362519)
|
研究分担者 |
中川 隆之 京都大学, 医学研究科, 講師 (50335270)
山田 勇磨 北海道大学, 薬学研究院, 准教授 (60451431)
山口 太郎 摂南大学, 薬学部, 助教 (30710701)
北尻 真一郎 信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 講師 (00532970)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 内耳蝸牛 / 薬物送達 / 血液内耳関門 / 内耳 / ドラッグデリバリー / ナノキャリア |
研究成果の概要 |
本研究は内耳蝸牛への効率的な薬物送達を達成することを目標とし、血液内耳関門初代培養系の確立、血液内耳関門輸送体の部位別発現確認、モデル薬物の動物実験に向けて、様々に検討を進めたものである。期間内での完了には至らなかったが、次の研究に繋がる課題が発見できた。 血管条以外の組織からの血管内皮細胞および周皮細胞の単離培養は困難であり、in vivo動物実験での輸送体阻害剤による内耳移行性への影響は有意に認められなかったため、論文調査ならびに考察を行った。また、成体内耳の血管部位での薬物輸送体の発現解析については、レーザーマイクロダイセクションによる良好なcDNAライブラリ作成法を確立できた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
内耳を標的とした創薬開発において、薬物の内耳への効率的な移行性は効果につながることから非常に重要である。本研究での成果はまだ序章にすぎないが、幾つかの改善点ならびに注意点が明らかになったことは、意義が高い。
|