研究課題/領域番号 |
16K11188
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
村上 信五 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (80157750)
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研究分担者 |
植木 美乃 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (40467478)
稲垣 彰 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 講師 (70405166)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 顔面神経麻痺 / TMS / リハビリテーション / 経頭蓋磁気刺激法 / 耳科学 / 機能的脳画像法 / 顔面麻痺 |
研究成果の概要 |
顔面神経麻痺の後遺症である病的共同運動や拘縮は、その発現メカニズムに関して未だ解明されていない部分が多いが、いったん後遺症が発生すると逃れることは困難なのが現状である。本研究では経頭蓋的磁気刺激法と末梢神経刺激を組み合わせた連合性対刺激 (TMS-PAS) により顔面の顔面表情筋の随意運動に対応する部位を刺激してリハビリテーションを行った。5名施行したが、予後を有意に改善することは示せなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高度に顔面神経が障害された症例で病的共同運動や拘縮が発症するが、拘縮に対してはマッサージが、共同運動に対してはバイオフィードバックを利用した治療法が推奨されている。しかしその治療効果は限定的であり、新たな治療法の開発が望まれている。今回経頭蓋的磁気刺激法と末梢神経刺激を組み合わせて新たな治療法の開発を試みた。顔面神経麻痺の改善を若干の認めたが、有意な改善を示すことはできなかった。
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