研究課題/領域番号 |
16K11214
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
北村 嘉章 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 講師 (60380028)
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研究分担者 |
武田 憲昭 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 教授 (30206982)
水口 博之 大阪大谷大学, 薬学部, 教授 (40247838)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ナローバンドUVB / アレルギー性鼻炎 / 光線療法 / ヒスタミンH1受容体 / 狭帯域中波紫外線 / ヒスタミンH1受容体 / アレルギー性鼻炎モデルラット / LED / アレルギー |
研究成果の概要 |
ナローバンドUVB(狭帯域中波紫外線)光線療法は、308~313nmの狭帯域波長の紫外線を用いた光線療法であり皮膚疾患の治療に臨床応用されている。ナローバンド紫外線を発光するLEDを開発し、アレルギー性鼻炎に対するナローバンドUVBを用いた光線療法の開発を行った。アレルギー性鼻炎動物モデルラットを用いて、ナローバンドUVBを鼻腔へ照射すると、アレルギー性鼻炎症状と鼻粘膜のヒスタミンH1受容体遺伝子発現の亢進を照射量依存性にアポトーシスを誘導することなく抑制することができた。ナローバンドUVB光線療法の鼻炎に対する効果と持続時間、そして安全性について確認することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ナローバンドUVB光線療法は、308~313nmの狭帯域波長の紫外線を用いた光線療法であり、皮膚疾患の治療にすでに臨床応用されている。ナローバンド紫外線を発光するLEDを開発し照射機器を小型化することで、アレルギー性鼻炎に対しての応用が期待できるようになった。そこで、アレルギー性鼻炎動物モデルラットを用いて、ナローバンドUVB光線療法の効果を検討すると、アレルギー性鼻炎症状と鼻粘膜のヒスタミンH1受容体遺伝子発現の亢進を照射量依存性にアポトーシスを誘導することなく抑制することができた。鼻炎に対する効果と持続時間、そして安全性について確認することができ、臨床応用への期待が高まった。
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