研究課題/領域番号 |
16K11233
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
藤原 和典 鳥取大学, 医学部, 准教授 (90403419)
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研究分担者 |
矢間 敬章 鳥取大学, 医学部, 助教 (30444631)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 頭頸部癌 / セラミド / 発癌予防 / 発がん予防 / スフィンゴ脂質 / 癌 |
研究成果の概要 |
頭頸部癌患者においては、転移再発や重複癌が予後に影響を与えるが、今回、我々は、米ぬか由来のセラミド誘導物質が腫瘍縮小効果だけでなく、頭頸部の発癌に対する予防効果を示すのか検討した。 咽喉頭発がんのためにトランスジェニックマウス化学発がん物質を飲水させ、実験群には、グルコシルセラミドを餌に混ぜて投与した。口腔咽喉頭から食道にかけて展開し組織学的に評価を行った。グルコシルセラミドを投与した群において、口腔咽喉頭から食道にかけて優位に癌および上皮内癌ともに発生が抑制されていた。グルコシルセラミドが発がん予防としての効果を有する物質になることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、グルコシルセラミドが発癌予防効果を示した。また、使用したグルコシルセラミドは植物由来の抽出物であるため、服用の安全性も高いと考えられる。そのため、本物質が癌予防としての効果を有する物質になる可能性が期待される。
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