研究課題/領域番号 |
16K11238
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
永野 広海 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 講師 (60613148)
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研究分担者 |
地村 友宏 鹿児島大学, 附属病院, 医員 (10709596)
宮下 圭一 鹿児島大学, 医歯学域附属病院, 助教 (30585063)
牧瀬 高穂 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 助教 (30585120)
黒野 祐一 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (80153427)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ホスホリルコリン / 経皮免疫 / 特異的IgA / 粘膜免疫応答 / 経皮ワクチン / 粘膜免疫 / マイクロニードル / 感染症 |
研究成果の概要 |
ホスホリルコリン(以下PC)をマウスに経皮投与することにより、これまで我々が報告してきた経鼻投与と同様に、血清中や粘膜面にPC特異的抗体の産生を高める効果が認められた。またそれらは長期間にわたり血清中と粘膜面にPC特異的抗体を誘導することができた。以上からホスホリルコリンによるワクチン開発の可能性を示唆するものである。サイトカインの分析からは、この実験系ではTh2型へシフトしており、接種部位のアレルギー反応には留意が必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究より、背部の皮膚を用いた経皮免疫は、簡単な投与方法であるが一定期間血清中や唾液中に抗原特異的免疫グロブリンを確認でき、新たな投与経路としての可能性を示唆することができた。
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