研究課題/領域番号 |
16K11263
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
飯島 裕幸 山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (80114362)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 網膜静脈分枝閉塞症 / 黄斑浮腫 / 視細胞障害 / 光干渉断層計 / 静的自動視野計 / 眼底自発蛍光 / 光干渉血管造影 / 光干渉断層血管撮影 / 光干渉断層計アンギオグラフィー / 臨床 |
研究成果の概要 |
網膜静脈分枝閉塞症(BRVO)眼の視力は黄斑浮腫、視細胞障害、網膜内層虚血によって低下する。このうちの視細胞障害は、光干渉断層計(OCT)画像の外境界膜(ELM)および内節エリプソイド(EZ)の中心窩における健全性、及び眼底自発蛍光検査(FAF)の中心窩周囲での低蛍光にて他覚評価できる。これらの指標の適切な数値化により定量評価が可能になる。視細胞障害の多くは非可逆的変化だが、長期に経過をみれば視力回復する可逆性のものも含まれる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
BRVO黄斑浮腫に対して、現在抗VEGF薬による硝子体注射が広く行われているが、その効果は黄斑浮腫の改善であって、視細胞障害や網膜内層虚血による視力障害に対しては効果がない。そのような病態理解は、高価な抗VEGF薬治療の適応判断に役立つとともに、漫然と効果のみられないまま繰り返される治療の終息判断に利用できる。視細胞障害の可逆性に関してはその機序の今後の解明への研究のモチベーションになる。
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