研究課題/領域番号 |
16K11267
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
赤木 忠道 京都大学, 医学研究科, 准教授 (30580112)
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研究分担者 |
中西 秀雄 京都大学, 医学研究科, 助教 (80724278)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 緑内障 / 流出路再建術 / 遺伝因子 / 手術成績 / 眼圧下降 |
研究成果の概要 |
最近では緑内障手術の分野においてもできるだけ小切開で手術が行われるようになってきた。従来の線維柱帯切開術と最近の線維柱帯切開術の術後3年間の成績を比較し、最近の小切開手術が従来の手術に比して大きな遜色のない結果であることを確認した。 術後成績を予測可能な遺伝因子を同定すべく、既知の緑内障関連遺伝子のうちTMCO1, CAV1/CAV2, CDKN2B-AS1, ABCA1, SIX1/SIX6, LOXL1について377例の線維柱帯切開術症例において術後成績との関連を検討した。しかし有意な結果を得られず、術後成績予測を一塩基多型をマーカーとして行うことは困難であると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
最近の小切開低侵襲緑内障手術が従来のものとおよそ同程度の手術効果が期待できることが確認できたことは、今後も小切開手術を施行していくうえで意義の大きい結果といえる。今回の結果からは緑内障手術の流出路再建術の術後成績を遺伝因子で予測することは困難であることが示唆された。
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