研究課題/領域番号 |
16K11502
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態科学系歯学・歯科放射線学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
松崎 秀信 岡山大学, 大学病院, 助教 (70325124)
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研究分担者 |
勝井 邦彰 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 准教授 (30509419)
松崎 久美子 (田中久美子) 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (50550802)
青山 英樹 岡山大学, 大学病院, 主任診療放射線技師 (60769264)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 3Dプリンター / 頭頸部癌 / 高精度放射線治療 / 強度変調放射線治療 / マウスピース / 放射線 / 癌 / 歯学 / 臨床 |
研究成果の概要 |
頭頸部癌に対する強度変調放射線治療における、オーダーメイドマウスピース型デバイスの有用性について検討を行った。また、3Dプリンターで作製するマウスピース型デバイスの試作を行った。結果として、オーダーメイドタイプは、強度変調放射線治療時の位置誤差の低減に有用であった。また、光学印象採得のデータを使用して3Dプリンターで作製したデバイスの適合は、オーダーメイドタイプと比べ遜色がなかった。一方で、臨床で使用するためには、光学スキャナやソフトウェア、3Dプリンターの導入コストの問題、データソースとしてCT画像を使用する場合の金属アーチファクト低減処理について検討が必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
頭頸部癌に対して、強度変調放射線治療や粒子線治療などの高精度放射線治療を受ける際に使用される、頭部をしっかりと固定するためのマウスピースに関する検討を行った。マウスピースを装着することで、放射線照射の精度が向上するという結果が得られた。マウスピース作製にあたって、歯科が併設されていない施設でもマウスピースの作製が可能となるよう、3Dプリンターを使用して作製できるシステムの開発を目指し、マウスピースを試作した。精度は従来のマウスピースと比べて遜色なかったが、3Dプリンターなどの導入コストなど、幾つかのクリアすべき課題が残った。
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