研究課題/領域番号 |
16K11554
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
尾崎 和美 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 教授 (90214121)
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研究分担者 |
湯本 浩通 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 教授 (60284303)
細川 義隆 徳島大学, 病院, 講師 (90346601)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | バイオフィルム / 銀ナノ粒子 / ポリフェノール |
研究成果の概要 |
本研究において,ナノサイズの銀粒子(SNP)にCurcuminなどのポリフェノール(Polyphenol)を担持させたPolyphenol(CCM/EGCG)-SNP複合体に着目し,この複合体の抗菌効果ならびに口腔バイオフィルム形成抑制効果を多面的に解析したところ,CCM-SNPおよびEGCG-SNPの両者において一定の抗菌活性およびバイオフィルム形成抑制効果を有することが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
口腔衛生管理の手段として患者に指導するブラッシングなど口腔バイオフィルムの機械的除去に加え,本研究で着目したポリフェノール・銀ナノ粒子複合体のような化学的・生物学的原理など新たなコンセプトに基づく口腔バイオフィルムの形成制御技術が応用されることで,機能障害の有無を問わず高度なブラッシングを要求しがたい高齢者や要介護者の口腔衛生管理の質が向上し,根面う蝕の発症予防や進行抑制に貢献すると考えられる。
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