研究課題/領域番号 |
16K11602
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
篠原 義憲 九州大学, 歯学研究院, 共同研究員 (00423533)
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研究分担者 |
牧平 清超 九州大学, 歯学研究院, 准教授 (80304450)
諸井 亮司 九州大学, 大学病院, 助教 (70325471)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 再生医療 / ヘルトビッヒ上皮遺残細胞 / 歯小嚢細胞 / セメント質再生 / 組織工学 / 磁性ナノ粒子 / 歯科補綴学 / 再生医学 / 細胞・組織 / セメント質 |
研究成果の概要 |
わが国の歯科医療において、超高齢化に伴うう蝕や歯周病などによる歯や歯質の損失増加から生活の質(QOL)の向上が求められている。故に歯科治療のゴールは従来からの単に欠損部外観の回復や機能回復のみならず、より高いレベルでの咬合維持や口腔諸組織の長期保全に加え、高次元での審美性の回復が求められている。本研究において我々は歯科補綴臨床へより近づけるその一歩として、細胞組織工学的手法を用いた歯周組織、特にセメント質の再生と歯科補綴物への応用を目的として研究を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日常の歯科補綴臨床において、義歯の鈎歯、パラファンクションによる外傷歯、インプラントの対合となる天然歯に対し、異常な外力が歯根に加わり、歯周組織が損傷する特にセメント質の剥離や吸収する症例によく遭遇した。そこで本研究では、エナメル上皮とも関連性の深いマラッセ上皮細胞に着目し、これを利用したセメント質の組織再生を考えている。セメント質の再生により、歯槽骨および人工歯根が天然組織構造を有したまま結合することが可能となりきわめて生体安全性の高い歯科用インプラント治療に臨床応用することが可能となる。
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