研究課題/領域番号 |
16K11624
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
縄稚 久美子 岡山大学, 大学病院, 助教 (10379787)
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研究分担者 |
大野 充昭 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (60613156)
窪木 拓男 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (00225195)
大野 彩 (木村彩) 岡山大学, 大学病院, 助教 (20584626)
笈田 育尚 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (50625720)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | BMP-2 / 骨再生 / 大腸菌 / rhBMP-2 / 人工骨 / 再生療法 |
研究成果の概要 |
BMP-2を用いた骨再生療法は,自家骨移植に代わる最も有望な治療法として欧米を中心に実施されているが,未だ日本で承認されたBMP-2製剤は存在しない.我々は,大腸菌発現系を用いて生理活性を有したBMP-2タンパク質を作製することに成功した.そして,本申請研究では,イヌソケットプリザベーションモデルにおいて我々の開発品であるBMP-2/β-TCPが強力に骨形成を誘導することを明らかにした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
開発品が日本において承認されれば,十分な骨量がないためにインプラント治療をあきらめていた多くの患者に福音となることは間違いない.将来的にはMRONJ,インプラント周囲炎,口蓋裂,腫瘍摘出後の顎骨再建など,歯科領域だけでも多様な用途が考えられる.さらに,難治性骨折など整形外科領域での応用にも繋がる大変有意義な成果となることに疑う余地はなく,本申請の技術が世界に向けて発信されれば,日本発の創薬として,大きなインパクトがあると考える.
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