研究課題/領域番号 |
16K11627
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 鶴見大学 |
研究代表者 |
重本 修伺 鶴見大学, 歯学部, 講師 (20294704)
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研究分担者 |
田島 登誉子 徳島大学, 病院, 助教 (80335801)
松香 芳三 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 教授 (90243477)
重田 優子 鶴見大学, 歯学部, 講師 (40367298)
平林 里大 鶴見大学, 歯学部, 助教 (40514394)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 歯科用CAD/CAM / 顎運動 / 咬合可視化 / 咬合可視 / 運動論的咬合採得 / 歯科用CAD/CAM化 |
研究成果の概要 |
本研究期間内に被験者98名に対して述べ123回の顎運動測定を実施した.そのうち86回はCT撮影も実施した.使用した顎運動測定器の商用試作器の性能評価を実施し実用化に向けて良好な結果を得た(相対誤差0.3%). 次世代歯科用CAD/CAMシステムを用いて顎運動測定情報および形態情報を解析,可視化することで新たな下顎の回転軸(最小運動軸:LMA)を発見した.また,考案した解析方法が顎口腔機能の診断だけでなく,補綴装置の設計にも有用であることを明らかにした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
次世代CAD/CAMシステムを用いた顎口腔系の機能と形態の可視化によって,歯科医師や歯科技工士の経験や勘に頼っている主観的な部分を客観的情報として取り扱うことが可能となり歯科診療の質の向上,患者のQOL の向上に繋がる結果が得られた.歯科医師は自分の行った診断や治療に対する確実な指標が得られ,より的確な診断や治療効果の判定が可能となる.また,患者は歯科治療によって自分の顎口腔の形態と機能がどのように変化し改善したかを客観的に知ることができる.安心安全な歯科治療の実践が可能となる.
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