研究課題/領域番号 |
16K11685
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
水田 邦子 広島大学, 医系科学研究科(歯), 助教 (40432679)
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研究分担者 |
飛梅 圭 広島大学, 医歯薬保健学研究科(歯), 准教授 (40350037)
久保薗 和美 独立行政法人国立病院機構(呉医療センター臨床研究部), その他部局等, その他 (80750132)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | TMEM16E / GDD / ANO5 / ノックアウトマウス / 筋ジストロフィー / 遺伝子 / 蛋白質 / 動物 |
研究成果の概要 |
本研究では,TMEM16E関連遺伝性疾患発症の分子メカニズムを解明する手がかりとして,TMEM16Eノックアウトマウスおよびノックインマウスを作製し,疾患モデルの確立に努めてきた.さらに,マウスの表現型解析を行う上で必要不可欠な,TMEM16Eを特異的に認識するモノクローナル抗体を独自に作製し,その特異性についての評価するための解析を進めた.その結果,培養筋管細胞において,ウエスタンブロット及び免疫細胞染色を用いて強く特異シグナルを検出できるハイブリドーマクローンを同定した.またマウス筋組織を用いたウエスタンブロット及び免疫細胞染色で強いシグナルを特異的に検出することを確認した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,TMEM16E遺伝子の機能および生理的役割を解明することを目的とした. これまでの研究成果から,TMEM16Eに機能獲得型変異がおこると蛋白の安定性獲得による生理機能発揮がGDDを発症させ,機能喪失型変異により筋疾患が発症することが予想される. TMEM16Eの活性制御が骨・筋肉の分化および代謝に重要な機能を果たしていることは明らかで,TMEM16Eの機能と安定化調節機構を解明することにより,様々な骨・筋疾患の病態の理解と治療法の開発に役立つことが期待される.
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