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唾液のメタボローム解析により口腔粘膜の異形成のスクリーニング検査を開発する

研究課題

研究課題/領域番号 16K11735
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 外科系歯学
研究機関東京歯科大学

研究代表者

片倉 朗  東京歯科大学, 歯学部, 教授 (10233743)

研究協力者 石川 玄  ヒューマン・マタボローム・テクノロジーズ(株), 研究員
杉本 昌弘  慶應義塾大学, 先端生命科学研究所, 教授
Wong David TW  University of California, School of Dentistry, Associate Dean of Research
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード口腔癌 / メタボローム解析 / 唾液 / スクリーニング / バイオマーカー / 口腔がん / トランスレーショナルリサーチ
研究成果の概要

口腔癌患者の唾液をキャピラリー電気泳動-質量分析法(CE-MS)メタボローム解析により網羅的に検索して、唾液に含まれる口腔癌のバイオマーカーとなるタンパク、酵素を特定しその抗体の作製を目標とした研究を進め、アミノ酸代謝経路において口腔癌で特徴的に発現する25種類の代謝物を検出した。本研究の技法であるメタボロミクスのでは口腔癌細胞の代謝途上で産生されるタンパクや酵素をはじめとする代謝物質の検出を本法によって解析することで、個々の検体で異なったアーチファクトとなる物質を含む可能性が高い全唾液を検体としても、共通した特徴的変化を一気に網羅的に検索することが可能となった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

我々は口腔癌の早期発見のために唾液が歯科臨床で簡便に反復して非侵襲的に採取でき、しかも腫瘍由来のタンパクを反映する絶好の試料であることに注目し、全唾液を試料とした口腔癌のスクリーニング検査の開発を行ってきた(頭頸部癌 Vol.32 45-50,2007)。そこで口腔癌患者の唾液をメタボローム解析によりアミノ酸代謝経路において口腔癌で特徴的に発現する16種類の代謝物を検出した。さらにこの代謝物が果たして口腔癌に特異的に発現するかを検討する。そこで得られた物質(特にタンパク)を一次スクリーニングに導入し、歯科診療所レベルで簡便に行なえる口腔癌等のスクリーニング検査として普及に努める。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Metabolomic analysis of the saliva of Japanese patients with oral squamous cell carcinoma2017

    • 著者名/発表者名
      Mitsuyoshi Ohshima, Keisuke Sugahara, Kiyohiro Kasahara, Akira Katakura
    • 雑誌名

      ONCOLOGY REPORTS

      巻: 37 号: 5 ページ: 2727-2734

    • DOI

      10.3892/or.2017.5561

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書 2017 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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