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幼若期ストレスが脳発達期に及ぼす影響へのドパミン神経系の係わり

研究課題

研究課題/領域番号 16K11803
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 矯正・小児系歯学
研究機関広島大学

研究代表者

光畑 智恵子  広島大学, 医歯薬保健学研究科(歯), 准教授 (10335664)

研究分担者 香西 克之  広島大学, 医歯薬保健学研究科(歯), 教授 (10178212)
大原 紫  広島大学, 医歯薬保健学研究院(歯), 助教 (80634469)
岩本 優子  広島大学, 医歯薬保健学研究科(歯), 助教 (00748923)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワードストレス / ドパミン神経 / 小児 / 神経伝達物質
研究成果の概要

幼若期のストレス応答において、行動変容とdopamine神経系の係わりを明らかにするためdopamine receptor発現への変化について検討した。マウスを用いて幼若期ストレスとして出生早期に母子分離を行い、母子分離群をストレス群、非母子分離群を対照群として5週齢時にならびに12カ月齢時マウスでの比較を行った。D1R, D2RのmRNA発現量は両時期でストレス群で線条体において発現量の減少傾向が認められた。行動量に関しては5週齢時にはストレス群で対照群より増加するマウスと逆に低下するマウスもいたが、12カ月時にはストレス群での多少の減少が認められた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

小児歯科では近年低年齢の重症齲蝕に遭遇する機会が増えており、治療時の協力が得られず、協力が得られるまで加療を待つことが難しい場合には体動コントールのもと、加療する場合があり、児によってはストレスから歯科恐怖症となり、将来のQOL低下をもたらす可能性がある。小児期のストレスは脳の発達過程に影響を及ぼし、発達障害や思春期以後に発症する精神疾患と関連することが言われている。幼少期のストレスについて検討を行うことは学術的にも社会的にも意義深いと考える。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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