研究課題/領域番号 |
16K11883
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
中根 綾子 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (30431943)
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研究協力者 |
吉井 詠智
中臺 くるみ
加治佐 枝里子
吉見 佳那子
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 要介護高齢者 / 嚥下障害 / 摂食嚥下 / 栄養状態 / 体幹筋量 / 誤嚥性肺炎 |
研究成果の概要 |
要介護高齢者177名(平均年齢87.8歳)のBMIは男性18.6±2.8kg/m2、女性18.5±2.1kg/m2、SMI(骨格筋指数)は男性7.3±2.0kg/m2、女性6.0±2.1kg/m2であった。65歳以上の健常高齢者118名(平均年齢70.6歳)のBMIは男性22.8±2.6kg/m2、女性22.9±3.1kg/m2 、SMIは男性7.8kg/m2、女性7.2kg/m2であった。 要介護高齢者の栄養状態は保たれていた。また本研究においても健常高齢者において摂食嚥下関連筋群が体幹の筋量と関連があることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
施設入所の要介護高齢者は低栄養状態であることが多いと言われているが、昨今介護保険等の充実やその他の取り組みにより、栄養状態は改善が見られていた。また健常高齢者において体幹筋と嚥下関連筋は関連があることが分かった。要介護高齢者は骨格筋量等も低下が見られ、その結果が嚥下関連筋群にも影響を及ぼしているのではと考える。要介護高齢者の誤嚥性肺炎を可能な限り回避するためには、嚥下関連筋だけではなく、体幹筋へのアプローチが重要である可能性が示唆された。
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