研究課題/領域番号 |
16K11985
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
江守 直美 福井大学, 学術研究院医学系部門(附属病院部), 看護師 (50574894)
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研究分担者 |
村田 美穂 福井大学, 学術研究院医学系部門(附属病院部), 看護師 (60771649)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | PNS / 患者満足度 / 職務満足度 / 看護提供方式 / 医療安全 / PNS |
研究成果の概要 |
患者・看護師双方の、より満足につながるPNSを検討することを目的に、新看護提供方式PNS導入病院を対象に、経年時的に患者満足度と職務満足度、PNS関連項目、インシデントの調査を実施した。PNS導入前と比較し導入1年後に、看護師の職務満足度は全体的に低下し、中でも「給料」は著しく低下した。しかし、その定着に従いプライマリーナーシングよりも、PNSの特徴である「看護師2人で行う」ことが、看護師の職務満足度と患者満足度を高め、看護師の重大なインシデントの減少につながることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
超高齢少子社会を迎えるにあたり、「ワークライフバランス」に基づく看護師の確保は必要不可欠である。しかし、急性期病院で働く看護師の職場環境は、3K、5Kと言われ、看護師の離職率が高い現状にある。本研究の成果として、PNSの特徴である「看護師2人で行う」ことが、看護師の職務満足度と患者満足度を高め、看護師の重大なインシデントの減少につながること示唆された。即ち、PNSが看護師の職場環境を、これまでよりも安全で、看護師のライフイベントに応じた「多様な勤務形態(働き方)」が可能な、働き続けやすく、かつ、働きがいのある職場に変革する可能性が示唆されたことは、社会的意義があるといえる。
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