研究課題/領域番号 |
16K12014
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 福岡女学院看護大学 (2018) 聖マリア学院大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
白井 ひろ子 福岡女学院看護大学, 看護学部, 准教授 (90750191)
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研究分担者 |
藤野 成美 佐賀大学, 医学部, 教授 (70289601)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 看護管理者 / 感情マネジメント / 怒り / マインドフルネス / 看護学 / ストレス |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、第一に看護管理者が抱く怒りの実態についてインタビュー調査を実施し、質的帰納的分析結果及び文献検討をもとに、看護管理者のための怒り感情マネジメントプログラムを開発することである。第二に開発したプログラムの効果検証にむけて介入研究を実施することである。開発したプログラムは、弁証法的行動療法におけるマインドフルネススキルとともに認知行動療法を援用した内容で構成される合計6時間のプログラムであった。4都市で6回開催したプログラムには看護管理者89名の参加があり、怒り喚起・持続尺度、情動知能尺度(EQS)などにおいて統計学的に有意な変化が確認されプログラムの有効性が確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我が国では、看護管理者の感情マネジメントを主眼にした介入研究は希少である。本研究によって看護管理者は、コンフリクト対処が組織行動における中心的な役割を担っており、日常的に葛藤場面に遭遇することが多く、様々な感情体験を有していることが再確認された。さらに開発されたプログラムの効果検証により、看護管理者の感情マネジメントにとって有効性が期待される結果が得られたことは看護管理者の育成や医療現場が抱える様々な課題解決に向けた第一歩として社会的意義があると考える。
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