研究課題/領域番号 |
16K12017
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 公益財団法人大原記念労働科学研究所 |
研究代表者 |
佐々木 司 公益財団法人大原記念労働科学研究所, 研究部, 主任研究員 (10260134)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 看護師 / 過労死 / 過労自死 / 過労予測 / チェックリスト / 睡眠 / 夜勤・交代勤務 / 循環器負担 / 長期観察 / ホームポリグラフィー / ヒアリング / 週内性疲労 / 疲労感 / ストレス感 / 看護学 / 社会医学 / 行動学 / 循環器・高血圧 / ストレス |
研究成果の概要 |
看護師の過労死防止のための簡便なチェックリストを開発した。負荷項目は、「夜勤の拘束時間が16時間以上ある」、「労働組合が機能していない」、「安全衛生委員会が機能していない」、「職場でパソコンを使う時間が長い」、「恒常的な時間外労働がある」、「自宅学習が多い」、「職場での責任に耐えられない」、「上司や上長の指示が違う」、「他部門とコミュケーションがとれない」の9項目を選定した。負担項目としては、「夜間に十分寝ても疲れがとれない」、「夜間睡眠時に夢ばかり見る」、「夜間睡眠時に2時間おきに起きる」の3項目を選定した。負荷項目3点以上、負担項目が1点以上で、半年の間で得点の増加を易過労性と定義した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
レム睡眠短縮時の交感神経賦活が過労死、レム睡眠短縮時の情動ストレス解消不全が過労自死を生じさせるという共通のパスウェーを踏まえて、看護師の過労死防止のためのチェックリストを開発したことの学術的意義は大きい。また医療業界では、過労死、過労自死が増加しており、その過労性を簡便なチェックリストで判定できるツールを開発した点には社会的意義がある。
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