研究課題/領域番号 |
16K12042
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 関東学院大学 |
研究代表者 |
若林 律子 関東学院大学, 看護学部, 准教授 (20609359)
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研究分担者 |
長谷川 智子 福井大学, 学術研究院医学系部門, 教授 (60303369)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 慢性閉塞性肺疾患 / セルフマネジメント / 患者教育 / 教育プログラム |
研究成果の概要 |
慢性閉塞性肺疾患(COPD)のケアでは、セルフマネジメント教育プログラムLiving Well with COPD (LWWCOPD)が11か国で使用されている。本研究では、LWWCOPDの日本語版「COPDライフ」を用いたセルフマネジメント教育プログラムの構築、検証を目的とした。「COPDライフ」の患者用、スタッフ用テキストを作成し、これらを用いたセルフマネジメント教育プログラムを実施することによって、患者のQOLや情報量が向上することが示唆された。一方で同じ医療者が一人の患者に継続的に指導してくことの難しさやテキストの頁数が多いため、終了までに時間がかかることが課題として挙げられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在、国内における慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者に対するセルフマネジメント教育の共通のツールはない状況である。本研究で作成した「COPDライフ」は、世界11ヵ国ですでに使用されているセルフマネジメント教育プログラムLiving Well With COPD(LWWCOPD)を日本の文化などに合わせて翻訳し、さらにスタッフ用テキストも含まれる。本プログラムを用いたセルフマネジメント教育を行うことにより、特定の施設に通院するCOPD患者だけでなく、より多くのCOPD患者に同じ質の医療を提供することができ、COPD患者のADL、QOLの改善、緊急受診回数や入院回数が減少することが期待できる。
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