研究課題/領域番号 |
16K12054
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 公益財団法人東京都医学総合研究所 |
研究代表者 |
松田 千春 公益財団法人東京都医学総合研究所, 運動・感覚システム研究分野, 研究員 (40320650)
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研究協力者 |
中山 優季 公益財団法人東京都医学総合研究所, 運動・感覚システム研究分野, 副参事研究員 (00455396)
原口 道子 公益財団法人東京都医学総合研究所, 運動・感覚システム研究分野, 主席研究員 (00517138)
清水 俊夫 東京都立神経病院, 脳神経内科, 脳神経内科部長・医師 (50466207)
白田 千代子 (前)国立大学法人東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科・口腔疾患予防学分野, 非常勤講師 (00567589)
中山 玲奈 国立大学法人東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科・医歯理工学専攻 地域・福祉口腔機能管理学分野, 助教 (60826139)
西山 暁 国立大学法人東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科・口腔機能再構築学系専攻摂食機能回復学講座, 教授 (40359675)
花沢 明俊 国立大学法人九州工業大学, 大学院工学研究院 基礎科学研究系, 准教授 (10280588)
小倉 朗子 公益財団法人東京都医学総合研究所, 運動・感覚システム研究分野, 主席研究員 (60321882)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 神経難病 / 筋萎縮性側索硬化症 / 口腔症状 / 気道ケア / 口腔ケア / 人工呼吸 / 呼吸管理 / 難病看護学 / 苦痛緩和 / ALS / 人工呼吸療法 / 口腔関連筋 / 舌肥大 / 人工呼吸器 / 苦痛 |
研究成果の概要 |
本研究の成果は以下のとおりである。1.ALS・TIV下の舌肥大は意思伝達障害の進行度が速い群に生じやすい。2.CPF低下率は、ALSの生命予後予測の指標となりうる。3.CPFおよび舌圧は、ALSの進行の目安となり、定期的に評価する必要性があることを示した。4.TIV下のALSはALS以外の神経疾患に比して、舌肥大の割合が高く、DMF歯数が多いことを示した。5.DMD・NIV者のMIC実施後のFVC・CPFは長期に保たれていた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、重度な運動障害を呈するALSの病初期から医療依存度の高い時期の口腔症状に着眼し、臨床症状との関係を検討した。さらに、ALS以外の神経疾患との比較をし、ALSの特徴的症状を示した。これら成果により、ALSの苦痛症状を起こさない、重度化させないための治療・ケアについて医学・歯学・工学・看護学分野から検討し、ALS以外を含む神経疾患にも応用可能な点が整理できた。
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