研究課題/領域番号 |
16K12099
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 順天堂大学 (2020) 埼玉県立大学 (2016-2019) |
研究代表者 |
大月 恵理子 順天堂大学, 医療看護学研究科, 教授 (90203843)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 母体・胎児集中治療室 / 看護職 / 研修 / ハイリスク妊産婦 / デルファイ法 / MFICU / 看護職者 / 研修会 / 看護 / ハイリスク妊娠 / 卒後研修 |
研究成果の概要 |
母体・胎児集中治療室(MFICU)の看護の質の向上を目指し,これまでMFICU看護に必要な能力・研修会および管理上の困難について研究を重ねてきた。今回の研究では,2回目のデルファイ法調査により,教育内容の体系化を試み,一定の枠組みを作成した。 また, MFICUで最も対応頻度の高い切迫早産妊婦を題材として精神的支援や家族支援,倫理調整を考える研修会を考案し,ドラマ型動画教材の作成と研修会ファシリテータの養成に取り組んだ。さらに,病棟内研修で活用可能な短縮版を考案した。養成したファシリテータにより自施設で研修会を実践してもらい,その効果が確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本プロジェクトの目的は,MFICU看護に必要な実践能力を高めるための,具体的な教育プログラムを精錬し,広く活用できるようにすることであった。デルファイ法による研究により,必要な学習項目については概ね合意が得られた。 その中で,病棟内研修ではあまり行われていない「精神的支援」や「家族への支援」「倫理的課題」についてのプログラムを立案した。質を担保しつつ,プログラムを立案した研究者以外でも開催できることを目指し,ドラマ型教材動画を作成した。それにより,参加者の事例に対する理解が均一となり,プログラムの目標が達成できたことで,それぞれの施設内でも研修を開催できる可能性が確認できた。
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