研究課題/領域番号 |
16K12143
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
木村 真司 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 助教 (10595672)
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研究協力者 |
花木 啓一
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 看護学 / 行動学 / 栄養学 / 小児看護 / 小児肥満 |
研究成果の概要 |
食事の関心・食物の嗜好などの食行動の地域差を明らかにすることを目的とし、イラスト画を小児自身に選択させる手法と、簡単な文章による「小児版:生活習慣質問紙」を開発した。その結果、質問紙について、市部は中山間地域より、「ジュースを飲む」「家族と食事をとらない」「学校から帰って遊ばない」頻度が有意に高かく、「テレビを見ながら食事をする」「運動は週半分未満」「コンビニやスーパーで買い食いする」について、市部は中山間地域より有意に頻度が低かった。また、肥満との関連について、市部と中山間地域ではそれぞれ異なった傾向がみられ、食行動や運動習慣など一部の生活習慣には地域差が認められた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「イラスト選択法(食品選択スコア)」と「イラスト選択法(食事の嗜好)」、「小児版:生活習慣質問紙」を用いることで、生活習慣や小児肥満の要因の地域差の一部を明らかにすることができた。このことから、これらの方法により、地域特徴をふまえた小児の食行動評価が簡便に可能に行える可能性が示唆された。また、小児期肥満の地域特性を考慮した食育指導への手がかりを得ることができ、今後の指導等に活用できると考える。
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