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モバイルアプリ【e-ママ睡眠ダイアリー】開発による高齢褥婦の睡眠に関する縦断研究

研究課題

研究課題/領域番号 16K12144
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生涯発達看護学
研究機関活水女子大学

研究代表者

藤岡 奈美  活水女子大学, 看護学部, 教授 (00382375)

研究分担者 小林 敏生  広島都市学園大学, 健康科学部, 非常勤講師 (20251069)
服部 佳代子  活水女子大学, 看護学部, 准教授 (00315194)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード高齢初産婦 / 睡眠 / 睡眠ダイアリー / 睡眠・覚醒リズム / 褥婦 / モバイル / 睡眠阻害要因 / 睡眠促進要因 / 総睡眠時間 / 主睡眠時間 / 高齢出産 / 初産婦 / 育児 / ストレス / 産後1か月間 / 睡眠時間 / 活動量 / 主観的睡眠感 / 産褥期 / 睡眠ダイヤリーアプリ
研究成果の概要

我々は、参考文献、先行研究に基づき、【睡眠時間の実態】、【睡眠の質】を明らかにするための構成を検討し、スマートフォンを媒体とした睡眠ダイアリーを開発した。
産後5日からスマートフォンを介して睡眠実態を調査した。対象者の総睡眠時間は、産後全ての時期が非妊時よりも短かった(全てp<.001)。総睡眠時間と熟睡感の相関係数を算出した結果、入院中の調査である産後5日までは、総睡眠時間と熟睡感には有意な正の相関を認め、退院後から1か月間には、有意な負の相関を認めた。退院後は主睡眠時間が長いほど、熟睡感が低かった。退院後の実践的サポートを受けることによる睡眠時間の確保と熟睡感の確保が必要であると考える。

研究成果の学術的意義や社会的意義

高齢初産婦の睡眠は主睡眠時間と総睡眠時間は正の相関がある事が判明した。さらに、入院中は睡眠時間が短くても熟睡感を得ており、その反面、退院後は熟睡できずに、眠ろうとして睡眠時間を長くとっている事も窺えた。
また、睡眠を阻害する要因が多くあり、母乳育児に起因する者が最も多く、次いで初めての育児に起因した要因、心身の体調に起因した要因、環境要因がある事が判明した。しかし、睡眠が獲得できている者からの睡眠促進要因も判明した。こういった因子も踏まえて睡眠を評価できるような測定ツール開発の必要性も窺えた。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] モバイルアプリ 産褥期用睡眠日誌【e-ママ睡眠ダイアリー】開発 -高齢初産婦の睡眠を調査する-2019

    • 著者名/発表者名
      藤岡奈美
    • 学会等名
      日本母性衛生学会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] 産褥期用睡眠日誌【e-ママ睡眠ダイアリー】を活用した 高齢褥婦の睡眠に関する実態調査2019

    • 著者名/発表者名
      藤岡奈美 服部佳代子
    • 学会等名
      日本助産学会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] 産褥期用睡眠日誌【e-ママ睡眠ダイアリー】を活用した 高齢褥婦の睡眠に関する実態調査2019

    • 著者名/発表者名
      藤岡奈美
    • 学会等名
      日本助産学会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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