研究課題/領域番号 |
16K12255
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 長野県看護大学 |
研究代表者 |
柄澤 邦江 長野県看護大学, 看護学部, 准教授 (80531748)
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研究分担者 |
安田 貴恵子 長野県看護大学, 看護学部, 教授 (20220147)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 訪問看護 / 独居高齢者 / がん終末期 / 在宅看取り / 医療・介護連携 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,がん終末期独居高齢者の在宅看取りを可能とするための訪問看護の実践と医療・介護連携を,訪問看護師の視点から明らかにすることである.がん終末期独居高齢者への訪問看護実践に関する文献レビュー,インタビュー調査,全国調査を実施した. がん終末期独居高齢者の在宅看取りを可能とするためには,高齢者がどのように過ごしたいかという意思を尊重しつつ,心身の苦痛を緩和,別居の家族への支援と主治医やヘルパー等の医療・介護の関係者との連携が必要である.特に,身の置き所のない辛い時期に一人で過ごすためには,予測を踏まえた症状コントロールと共にヘルパー等との連携が重要であるとことが考えられた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
がん終末期にある独居高齢者への訪問看護についての先行研究は,事例報告が主であった.本研究は,文献レビューとインタビュー調査および質問紙調査により,がん終末期独居高齢者への訪問看護実践を明らかにした.また,医療・介護連携の検討から,主治医やヘルパー等との方向性を統一や調整だけでなく,地域のネットワークづくりが重要であることが示唆された.今後我が国において,がん終末期にある独居高齢者が増加することが推察されることから,本研究は今後の在宅看護において意義のあるものである.
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