研究課題/領域番号 |
16K12282
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 四日市看護医療大学 |
研究代表者 |
藤田 佳子 四日市看護医療大学, 看護医療学部, 講師 (30341241)
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研究分担者 |
三好 陽子 四日市看護医療大学, 看護医療学部, 准教授 (40340228)
押本 由美 豊橋創造大学, 保健医療学部, 講師 (90574088)
春名 誠美 四日市看護医療大学, 看護医療学部, 講師 (50761904)
井上 直子 豊橋創造大学, 保健医療学部, 講師 (60609270)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 認知症 / 家族介護者 / ソーシャルキャピタル / 認知症高齢者 / 認知症サポーター / 看護学 |
研究成果の概要 |
A県のB地域の在宅介護支援センターや家族介護者への質問紙やインタビュー調査の結果に基づき、家族介護者の世代別に必要とされている支援プログラム内容の検討を行った。 高齢者世代では、認知症に関する相談窓口が分かりづらいとの要望があるため、窓口が地域包括支援センターにあることの周知と窓口の一本化が望まれる。また、要支援認定を受けている認知症高齢者の場合、介護保険サービスの活用も困難なため、近所での集い場所を整備することが必要である。嫁・娘世代では、多職種の専門家(ケアマネ、リハ職、看護師等)に相談する機会の提供、オンラインで同じ境遇の介護者と気軽に会話できる時間の確保の必要性が明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、A県B地域で認知症の人が住み慣れた地域で自分らしく前向きに暮らし続けられるようなサービスに関して具体的な提言を行い、地域住民が利用できるサービスを充足および拡充できる社会的に意義がある研究である。新型コロナウイルスの感染拡大により、家族介護者に集合していただき、本プログラムの試作や施行を実施することは困難であったが、共同研究者や研究協力者が所属している組織から、各地域に提言していくことで、サービスの充足および拡充が期待され、ソーシャルキャピタル醸成の発展に寄与することが考えられる。
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