研究課題/領域番号 |
16K12283
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 同志社女子大学 |
研究代表者 |
小松 光代 同志社女子大学, 看護学部, 教授 (20290223)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 認知症 / 生活リズム障害 / 行動心理症状 / 在宅 / 看護支援 / 在宅療養 / 睡眠測定 / 生活習慣 / 看護 / 家族 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、在宅で療養する認知症の人の生活リズム障害と行動心理症状を改善するための看護支援プログラムを検討することである。研究方法は、文献レビューから、負担が少なく精度の高い睡眠測定の方法や生活リズム改善プログラムを明らかにした。次に、生活リズムや家族の支援状況のパイロットスタディを実施した。これらを踏まえて、4名を対象にマット型睡眠測定器を用いて1週間の睡眠測定を実施した。改善点が明確かつ希望した2名に内服時間の変更や睡眠環境の指導を行い、効果測定を2週間実施した。 その結果、2名の睡眠状態に明らかな変化は認められなかった。指導内容の継続的な実施や評価期間等に課題が残された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
認知症の人の夜間の介護負担を軽減するために、生活リズム障害の改善にむけた調査を実施した。認知症と診断され内服していても、生活リズムが整い、身の回りのことが自立してできていれば夜間は眠れており、行動心理症状も出現していなかった。一方で、生活リズム障害のある認知症の人の場合、改善するための方策として明るい光を浴びたり、寝具の変更や睡眠剤の内服時間調整等の改善が必要であったが、2週間程度の改善プログラムでは効果が認めらなかった。また、改善の取り組みには、継続的な実施が必要であった。
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