研究課題/領域番号 |
16K12296
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
橋本 浩子 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 准教授 (80403682)
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研究分担者 |
高橋 久美 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 助教 (40771085)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 子ども虐待防止 / 保健師 / 困難感 / 支援プログラム / 子ども虐待 / 児童虐待 |
研究成果の概要 |
全国の保健所、市町村において子ども虐待防止に携わる保健師が抱える困難感に着目し、その構造および関連要因を明らかにするために、質問紙調査を実施した。保健師の困難感として、問題を抱えた親、家族への支援、支援に向けたアセスメントとつなげ方、関係機関との連携、支援を行う保健師としての能力、部署内での協働、虐待を受けた子どもへの支援の6つの因子が抽出された。そして、困難感は保健師の経験年数や役職、研修受講経験、携わった事例数によって異なることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
子ども虐待防止に向けて、子どもや親に寄り添った切れ目のない支援が一層求められるなか、支援に携わる保健師は困難や不安を感じており、保健師への支援の充実は欠かせない。本研究では、保健師の困難感に着目し、その因子構造および関連する要因について明らかにした。困難感の特徴が明らかになったことで、子ども虐待防止に携わる保健師への教育支援に必要な内容が明確となり、現状に即した個別性のある支援に貢献できると考える。
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