研究課題/領域番号 |
16K12318
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
吉野 純子 東海大学, 医学部, 准教授 (50290036)
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研究分担者 |
錦戸 典子 東海大学, 医学部, 教授 (10172644)
嶋津 多恵子 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 国立看護大学校 教授 (80184521)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 定年退職 / 男性 / 地域とのつながり / 首都圏 / 地域 / つながり / 看護学 |
研究成果の概要 |
定年退職した男性にとって、「地域とのつながり」は、退職後の男性に、新たな社会的存在価値を獲得する一助となり、自己の在り方に拡がりと豊かさをもたらすプロセスであることが示された。男性にとって、「地域の中に共有できる対話の場を得る」ことが、退職後の彼らの居場所や存在価値を得られる場ともなり、第2の人生を安心して充実させていくためにも重要であることが示唆された。一方、地域には、家庭以外に高齢男性の安心できる居場所が少ない実態、現役時代からの働き方・地域との向き合い方が定年後の生活に大きく影響することも明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の結果より得られた「地域の中での共通して話せる話題」を創ること、そして集える場と造ることなどは、地域保健・公衆衛生看護の立場からの支援策として検討することが可能な具体的な方向性を提示できたと考える。 地域の中で社会的に孤立しやすい高齢期の男性や、定年退職した男性が地域の中でつながりを作り、安心で満足な生活を送るための支援策の充実に役立てることが期待できると考える。
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