研究課題/領域番号 |
16K12326
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 日本体育大学 (2021-2023) 国立研究開発法人国立成育医療研究センター (2016-2020) |
研究代表者 |
三瓶 舞紀子 日本体育大学, 体育学部, 准教授 (70550820)
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研究分担者 |
藤原 武男 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (80510213)
大野 佳子 獨協医科大学, 看護学部, 教授 (20347107)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 動機づけ面接 / 母子保健 / 特定妊婦 / 虐待 / 子ども虐待 / 保健師教育 / 第一予防 / こども虐待 / 第一次予防 / 動機付け面接 / 社会的不利 / 妊娠期 / 保健師 |
研究成果の概要 |
COVID-19の影響で一時中断し、2021年1月に面接技術研修を再開した。ワークショップを3回実施し、月1回のスーパーヴァイズを行った。看護職の面接技術はワークショップ直後、3か月後、9か月後に測定し、動機づけ面接の知識や共感技術が向上したが、健康指標に有意な差は見られなかった。グループスーパーヴァイズは月1回実施し、参加者の希望に応じた内容で構成した。COVID-19の影響で当初予定していた研修が後倒しになり、計画変更のため明確な結論を示せなかった。一方で、看護職の面接技術向上には、精神疾患及び対応の知識を内容に含めること、長期間の継続的なスーパーヴァイズが重要との示唆を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本パイロット研究結果の学術的意義は、地域で活動する看護職への動機づけ面接法の教育により知識や共感技術の向上することを明らかにしたことである。母子の健康指標に有意差が見られなかったのは研究デザインの変更をCOVID19により余儀なくされたことの影響を完全に排除できなかったため明確な結論には至らなかった。社会的意義としては、母子保健を担当する看護職が精神疾患やその対応に関する知識をもった上で面接することが必要と考えられ、これらを検証することにより、ハイリスク母子支援においてより効果的なケアを提供するための研修プログラムの改善点を提案できる点である。
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