研究課題/領域番号 |
16K12448
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
認知科学
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研究機関 | 公立はこだて未来大学 |
研究代表者 |
佐藤 直行 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 教授 (70312668)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 脳情報処理 / ニューラルネットワーク / 脳科学 / 記憶 / 認知科学 / 神経科学 / 脳・神経 / 情報工学 / 人工知能 |
研究成果の概要 |
脳全体の機能デザインを情報理論の観点で捉える目的で、長文読解の記銘・想起に関する海馬神経回路モデルを構築およびヒト被験者実験を実施した。神経回路モデルでは一度の読解経験で数分にわたる文章記憶を想起できることを示した。長文読解において、機能関連回路とデフォルトモード回路の活動に関連があることを示し、大域的な脳回路の制御機構に関する手がかりを得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脳では視覚、記憶など分散的に処理されているが、読書などの際にはこれらがうまく連動して働く必要がある。この連動の仕組みを明らかにするために、記憶を司る海馬の神経回路をシミュレーションしたところ、一度の読解経験で数分の文章系列を記憶できた、また、文章読解中の脳波と機能的脳画像を調べた結果、記憶成績はサリエンス回路、デフォルトモード回路と呼ばれる脳の広域ネットワークの活動と関連があることが示された。これらの成果は脳がどのように統合的に働くかを理解する上で重要である。
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