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自己と外界との心理的境界が生み出す「不気味の谷」:計算論に基づく存在証明の試み

研究課題

研究課題/領域番号 16K12518
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 感性情報学
研究機関防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群) (2018-2019)
成蹊大学 (2016-2017)

研究代表者

植山 祐樹  防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群), システム工学群, 講師 (30710800)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード不気味の谷 / 身体所有感 / 多感覚統合 / ラバーハンド錯覚 / ヘッドマウント・ディスプレイ / 仮想現実感 / カテゴリ知覚 / 神経科学 / 神経生理学 / 認知科学 / 数理工学 / バーチャルリアリティ / 生理学
研究成果の概要

ヒト型ロボットには親しみがわくが、人間に似すぎてしまうと印象は嫌悪感に変わる。このような感覚は「不気味の谷現象」と呼ばれており、デザインやアニメーションの製作においては重要な要素となっている。一方で、不気味の谷は体験する者の経験や慣れに大きく依存することから、擬似科学に過ぎないとの批判もある。本研究では「不気味の谷現象」の存在を明らかにすることを目的とし、それを検証するための実験装置を開発した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

「不気味の谷現象」は、一部の研究者からは擬似科学として批判されることもあり、確固たる現象としては認識されているとは言い難く、現在まで仮説の域を出ていない。本研究では、生理学的な指標を用いることで「不気味の谷現象」を捕捉することが可能な実験装置を開発し、今後、「不気味の谷現象」の証明および発生機序の解明に貢献できると考えている。さらに、それが実現された際には、「不気味の谷現象」を自己認知の問題とする新たな学術的な視点を提供することができる。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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