研究課題/領域番号 |
16K12561
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
学習支援システム
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研究機関 | 産業技術大学院大学 |
研究代表者 |
橋本 洋志 産業技術大学院大学, 産業技術研究科, 教授 (60208460)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | デジタルハンド / 技能学習法 / 錯覚 / 手姿勢 / 状態遷移 / RHI効果 / ディジタルハンド / 手の技能学習 / 手の錯覚 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、開発したデジタルハンドを有効活用することで、RHI効果という錯覚を覚える現象の安定化を図り、効率的な手の技能学習法を提案・検証を通して、本学習の設計法を確立することにある。 デジタルハンドを用いたRHI効果の有効な引出し法を検討し、視野・視力問題を解決すると共にRHI効果の有効な引き出しに関する実験を行った。この結果、考案した手の技能学習システムに導入し、どのように身体と認知の不一致問題を解決し、かつ学習意欲・継続性にどのように役立つかを明らかにし、環境によってもRHI効果に影響が与えられることが認められ、この環境と心理の関係性に関して幾つかの知見を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術意義は、技能が視覚と触覚を必須とすることに着目しRHI効果を利用することにある。社会的意義は、視野・視点問題、操作過程の振返りという技能学習の根源的問題を取り上げ、これらを客観的に扱おうとすることである。予想される結果と意義は、器用な手の技能の学習論に心理効果やデジタル技術を加えた新たなステージを示すことができると考える。
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