研究課題/領域番号 |
16K12742
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 金沢医科大学 |
研究代表者 |
上田 忠司 金沢医科大学, 総合医学研究所, 助教 (80151794)
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研究協力者 |
竹内 正義 金沢医科大学, 総合医学研究所, 教授 (20154982)
高田 尊信 金沢医科大学, 総合医学研究所, 助教 (20515308)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 終末糖化タンパク / グリセルアルデヒド / 初代培養心筋細胞 / 初代培養肝細胞 / 小胞体ストレス / NASH / オートファジー / 電子顕微鏡 / 食習慣 / 終末糖化産物 |
研究成果の概要 |
グリセルアルデヒド(GA)由来の終末糖化産物(AGEs)は毒性も強く(TAGE)、その中間体であるGA(0-4 mM)を24時間初代培養心筋細胞や肝細胞に添加すると、それらの小胞体がまず障害され、次いでミトコンドリアが障害を受け、両細胞は変性壊死を起こすことが明らかになった。肝細胞は脂肪滴を多く含んだNASH様の細胞が出現した。小胞体ストレスを受けた両細胞はオートファジーが抑制された。NASHモデルマウスの肝臓で抗TAGE抗体陽性細胞が多く見られた。 このようにTAGE蓄積によりNASH様の細胞が出現することが示唆された。
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