研究課題/領域番号 |
16K12815
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
文化財科学・博物館学
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研究機関 | 沖縄工業高等専門学校 |
研究代表者 |
嶽本 あゆみ 沖縄工業高等専門学校, 生物資源工学科, 准教授 (60505858)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ハンズオン展示 / バリアフリー / レプリカ標本 / 塑性加工 / 衝撃波 / 可触標本 / 瞬間的高圧 / バリアフリー標本 / EXPLOGRAPHY / 衝撃成形 / エキスプログラフィ / Explography / エクスプログラフィ / 爆発成形 / 材料加工・処理 |
研究成果の概要 |
植物標本に関しては、外形から葉脈、表面組織構造が微細に金属板上に転写された。指先で明瞭に転写の凹凸が確認でき、人間の指の2点識別距離基準を満たした。鳥の羽毛の転写は、視覚では転写された単独の羽毛が確認できるが、触覚ではほとんど変化が確認できなかった。原型の素材に寄らず、葉の重なりや、折り紙のような重なった構造をとる原型の衝撃成型レプリカは、その内部の立体構造を転写する。この場合は視覚によっても構造を把握しづらくなる。不特定多数が触る展示を前提とした博物館標本としては銅,アルミニウムが適する。走査型電子顕微鏡観察によりほぼすべての細胞壁ならびに細胞壁表面構造の68 %程度の転写を確認した。
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