研究課題/領域番号 |
16K12972
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
古屋 晋一 上智大学, 音楽医科学研究センター, 特任准教授 (20509690)
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連携研究者 |
上原 一将 国立精神・神経医療研究センター病院, 研究員 (90746661)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 経頭蓋磁気刺激 / 非侵襲脳刺激 / 聴覚運動連関 / 閉ループ脳刺激 / 聴覚運動統合 / 脳神経可塑性 / 調音結合 / 大脳皮質運動野 / 連続運動 |
研究成果の概要 |
経頭蓋磁気刺激(TMS)とマイクロコンピュータ(Arduino),位置センサーを用いた閉ループ型非侵襲脳刺激システムを開発し,ピアノ演奏中の大脳皮質運動野の皮質興奮性の時系列変化(ダイナミクス)を評価することに成功した.当該システムを用いて,ピアニスト10名と非音楽家10名の安静中および演奏中の運動野の興奮性を,ピアノ音の聴取時とノイズ音の聴取時に評価した.その結果,ピアノ音の聴取による運動野の皮質興奮性の亢進が,安静時および演奏時の当該音の生成の100ミリ秒前にのみ起こることが,ピアニストでのみ観察され,非音楽家ではピアノ音聴取による特異的な運動野の興奮性の亢進は認められなかった.
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