研究課題/領域番号 |
16K12978
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 大阪教育大学 |
研究代表者 |
宍戸 隆之 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (40331962)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 小学生 / 日常運動 / 持久走 / 心拍数 / 計算能力 / 休み時間 / 運動 / 体育科教育 |
研究成果の概要 |
本研究では、小学生が日常的に行っている運動と計算能力の関連を明らかにしようとした。小学校4年生合計96名を対象に通常の休み時間及び持久走週間直後に計算課題を解かせて比較した。その結果、きついと感じる激しい運動直後の計算は、時間がかかってしまい、そのような状況で学習することは避ける必要がある。しかしながら日常的に身体活動を伴う運動遊びを行っている児童は、体力が高い可能性があり、持久走週間などに走っても、自覚的運動強度としてはきついと感じない。このような児童の計算時間は速い傾向があることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日常的に身体活動を伴う運動遊びを行うことは、子どもたちの体力向上に結びつく可能性がある。このような児童は、有酸素能力が高く、持久走週間などで走っても、自覚的運動強度は低く、その直後に計算時間を行っても、その時だけ心拍数が上昇する児童に比べて、計算時間が速い傾向がある。日常的に運動をする機会を子どもたちに与えることが、子どもたちの体力と学力を共に向上させるのに有効である可能性がある。
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