研究課題/領域番号 |
16K13005
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 日本体育大学 |
研究代表者 |
船渡 和男 日本体育大学, 体育学部, 教授 (60181442)
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研究協力者 |
袴田 智子
柏木 悠
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 足底圧 / 歩行 / 小学生児童 / 足アーチ / 中足縦アーチ / 小学生女児 / 足底圧分布 / 床反力 / 足裏 / 走行 / スポーツバイオメカニクス / スポイーツ科学 / 圧力山脈 / 歩行動作 / 走行動作 |
研究成果の概要 |
小学生児童について、自由歩行時の足部内側縦アーチ構造の変形にちて足底圧パターンと併せて検討した。被験者は小学校女子児童1年生(21名)と6年生(24名)とし、self-paced speed walkingを対象動作とした。足部に添付した解剖学的ランドマークからアーチ角度、アーチ高およびアーチ長の変化を定量化した。歩行動作において、小学校1年生、6年生ともに接地約75%の地面反力の第2ピーク出現時に、アーチ角度、アーチ高およびアーチ長の変化が最大となった。1年生と6年生の比較では絶対量では6年生が大きな値を示したが、体重あたりの地面反力および足長当たりのアーチ高やアーチ長は同等であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
足底圧・床反力の変化と動作を同時に分析するシステムを構築することで、足底圧分布の時間的な変化と動作の変動の因果関係を検討することができる。特に幼児や加齢あるいは臨床的観点から、歩・走行動作の不安定性について評価し、かつ改善のためには足圧分布の変容を意識する介入研究に発展できると考えている。このような観点からバイオメカニクス研究のみならず、医療、リハビリ、スポーツ分野へと様々な分野への応用することができると考えられる。「足裏感覚=スキル(技術)」の観点から、足底部位での荷重を可視化することによって、安定した動作やスポーツパフォーマンスからみて合目的的な動きづくりなどの指導に貢献できる。
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