研究課題/領域番号 |
16K13280
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
史学一般
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
モラスキー マイク 早稲田大学, 国際学術院, 教授 (80585406)
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研究分担者 |
坂上 康博 一橋大学, 大学院社会学研究科, 教授 (10196058)
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研究協力者 |
ボウマン ポール
スヴィンス ジョーセフ
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 武術 / 日系アメリカ移民 / 文化受容 / 文化変容 / 日米交流史 / 日系アメリカ人 / 日経アメリカ移民 / 文化受用 / 文化交流史 / スポーツ史 / 武術研究 / グローバル化 / 異文化受容史 |
研究成果の概要 |
研究期間中、次のような成果を上げた:①日米両国の複数の図書館及び特別資料館で資料収集を行った、②二回にわたる米国西海岸での現地調査を実施した(資料収集の他に研究者及び武道伝授者へのインタビューを行い、武術道場での現場観察も実施した)、③英国バース市で国際研究集会"New Research on Japanese Martial Arts"を共催で実施した、④英国とベルギーで開催された武術関連の国際研究集会で研究発表を行った、⑤五点の論文を出版した、⑥英国カーディフ大学出版会発行の武術研究の学術誌Martial Arts Studiesの特集号を共同編集した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の目的は、東アジア発祥の多様な伝統武術と武道が、米国の西海岸で1950年から1993年にかけてどのように伝播し、受容され、普及し、そして新たな文化行為へと変容しながら定着していったかという一連の過程を、実践および表象の両面から究明することにある。国際研究集会及び国内外の学術誌で我々が発表した武術研究で証明できたのは、米国内でのアジア武術の受容と変容の歴史は、実践の側面(武術道場での直接の伝授)そして表象の側面(映画やテレビなどで構築されるアジア武術のイメージ)が密接な相互関係を成していることであり、したがって両側面を視野に入れなければ、その受容の歴史が十分に解明できないということである。
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