研究課題/領域番号 |
16K13472
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
岡本 真彦 大阪府立大学, 人間社会システム科学研究科, 教授 (40254445)
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連携研究者 |
谷田 勇樹 大阪大学, 連合小児発達学研究科, 特任助教 (80800218)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 分数表象 / 基準分数 / 量の類似性効果 / 直後系列再生課題 / 教育系心理学 / 認知科学 / 実験系心理学 |
研究成果の概要 |
本研究は、成人の分数の心的表象がどのような構造をしているのかを明らかにするために行われた。分数は数理解において中心的なトピックスであるにも関わらず、分数表象についてはまだ十分に明らかになっていない。 研究1~3の結果からは、本研究で新しく用いた直後系列課題において量の類似性効果が見られ、分数が量に基づいて表象・記憶していることが明らかになった。一方で、量の類似性効果と大小判断課題と数直線推定課題との相関は見られず、分数の認知処理は課題ごとに固有のプロセスを持つ可能性が示唆された。また、研究4~5では、数直線課題を用いて基準分数の特定を試みた結果、1/2と1/3が基準分数である可能性が示された。
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