研究課題/領域番号 |
16K13580
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
大泉 佳広 宮崎大学, 教育学部, 准教授 (70518646)
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研究協力者 |
樺島 優子
前村 卓巨
伊東 珠樹
佐々木 里加
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 絵画表現 / 美術教育 / アクリル絵具 / 絵画制作 / 絵画技法 / 教材研究 / 芸術諸学 / 教育学 |
研究成果の概要 |
私がこれまで研究してきたアクリル絵具による技法をマニュアル化し、学校教育現場で使用可能な美術教材として展開する方法を研究した。 画材メーカーや作家への取材をおこない、中学・高等学校の美術教員の助言を求めながら、中学・高等学校で技法講座をおこない、中学生と高校生の技法習得の様子を調査した。 また、私の作品制作・発表をおこなうことによって、新たなアクリル絵具の可能性と、「デジタル」による表現では味わえない、絵具という素材を活用した表現を提示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在、多くの中学・高等学校では美術の授業においてアクリル絵具が使われている。しかし、多くの美術教員はアクリル絵具の特性をあまり理解しておらず、以前に多く使用されてきたポスターカーラーと同様の扱い方をしている状況が見受けられる。また、以前ほど美術教員が自分自身の作品制作に勤しむ時間は、現在の学校教育現場にはなく、そのため専門的な絵画技法を習得する機会をなかなか見つけられない。さらには、多くのアクリル絵具の技法書は、授業教材として活用することを目的として作られていない。 この様な現状から、絵具での表現の魅力を実感できる美術教材開発のための調査・研究をおこなった。
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