研究課題/領域番号 |
16K13855
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
原子・分子・量子エレクトロニクス
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
安東 正樹 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (90313197)
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研究協力者 |
松本 伸之
小森 健太郎
道村 雄太
榎本 雄太郎
長野 晃士
和田 祥太郎
Ooi Ching Pin
川崎 拓也
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 量子的性質 / 巨視的物体 / 冷却 / 振動子 / 超精密計測 |
研究成果の概要 |
本研究では、巨視的物体の量子力学的性質を解き明かすことを目的とし、小型の光-機械結合を実現してその変動を精密計測することを目指していた。研究の結果、長さ15mm程度の棒状鏡をねじれ振り子として懸架した小型振動子を用いて、光-機械結合系の実現に成功した。棒状鏡の両端でそれぞれファブリ・ペロー光共振器を構成して、それを安定な制御状態に保った。さらにそれらの差動変動を観測することで、振動子の回転変動スペクトルを測定した。熱雑音や光量子雑音という原理的雑音には2桁程度及ばない測定結果であったが、このような小型な系で光-機械結合系を実現するという重要な結果を得ることができた。
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