研究課題/領域番号 |
16K13891
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地質学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
白石 史人 広島大学, 理学研究科, 助教 (30626908)
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研究協力者 |
チャクラボティー パーチャ デリー大学, 地質学科, 教授
バナジー サンタナウ インド工科大学, ボンベイ校地球科学部, 教授
プリタム ポール インド工科大学, ボンベイ校地球科学部, ポストドクトラルフェロー
森川 朝世 広島大学, 大学院理学研究科, 大学院生
谷川 雄亮 広島大学, 大学院理学研究科, 大学院生
河口 陽 広島大学, 大学院理学研究科, 学部生
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 微生物マット構造 / 地質学 |
研究成果の概要 |
微生物マット構造の形成を理解するため,インドにおいて現世・岩石試料の検討を行った.現世試料については,先行研究が微生物マット構造と認定していたものの多くは,蒸発作用による岩塩セメント化による構造であることが明らかとなった.岩石試料については,当初着目していた砂岩試料からは,微生物マット構造の成因の手がかりを見出すことはできなかった.一方,縞状鉄鉱層からも微生物マット構造が認識され,それらは石英の微小ノジュールが地層中で成長することで形成されることが明らかとなった.この結果は,砂岩の微生物マット構造についても同様の形成プロセスが当てはまる可能性を示唆する.
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