研究課題/領域番号 |
16K13973
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能物性化学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
草本 哲郎 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (90585192)
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研究協力者 |
Evans Emrys
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ラジカル / 発光 / 二重項 / スピン / 光機能 / 電子状態 / 発光特性 |
研究成果の概要 |
本研究では、高い化学安定性を有するラジカルを用いて発光デバイスの高エネルギー効率化に挑戦した。その結果以下のことを明らかにした。(1)発光ラジカルの光物性を化学刺激や分子設計により制御できる一方、発光量子収率に関しては、結合の強さや分子構造のフレキシビリティの影響を考える必要があること (2)金属イオンへの配位によりラジカルの発光特性の多様化と機能増強が可能であること、(3)本研究で合成したラジカルが実際に発光デバイス内で光ること。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでラジカルは分解しやすく(=化学反応性が高く)光らない物質として知られてきた。本研究では、これらの固定概念を覆す「光る安定ラジカル」を様々に創出できた点が、学術的に重要な成果である。さらに新たに開発したラジカルをデバイス中で発光させることができた。これは高エネルギー効率な発光デバイス実現へつながる重要な成果であり、学術的のみならず社会的にも意義深い。
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