研究課題/領域番号 |
16K13995
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
西形 孝司 山口大学, 大学院創成科学研究科, 准教授(テニュアトラック) (90584227)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | アミノ化 / 銅触媒 / アンモニア / カルボニル化合物 / ラジカル / アルキル化 / 有機合成 / 触媒 / アミノ酸 / 金属触媒 |
研究成果の概要 |
本研究ではαブロモカルボニルを使い金属近傍で第3級アルキルラジカル種を効率的に発生させることで、アミンとのカップリング反応の検討を行った。その結果、銅触媒存在下に室温で非常にかさ高いカルボニルのα位にアンモニア、アルキルアミン、芳香族アミン、インドールなど一連の窒素化合物の導入に成功した。得られた生成物は非天然アミノ酸誘導体であるため価値は高い。さらに、エナミドとαブロモカルボニルとの反応からアルデヒド化合物である1,4-ジカルボニルを生成することに成功した。1,4-ジカルボニルとアミンを反応させることで、本研究のもう一つの目標であるアザスピロ環をこの物質から変換することで得ることに成功した。
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